東京大学 本郷キャンパス 情報学環本館地下1階
東京大学情報学環 オープンスタジオ
Alien Interpreters
アーカイブ 2018年11月19日(月)
「宇宙人にこんな言葉を説明するとすると?」この問いに答えるため、普段使い慣れている言葉の定義を最初からやり直してみる。そんなワークショップがオープンスタジオで開かれました。
特に、アーティストと呼ばれる創造的な活動をしているメンバーと、スタートアップ企業の創業者メンバーを集めて、メンバー同士のチームを常に入れ替えながら「創造性」「責任」「イノベーション」「リスク」「ビジネス」といった、使い慣れているけれど改めて考え直すと捉えづらいような言葉をセレクトして、考えてみます。
「クリエイティブ」「イノベーション」といった言葉は、今やどんな会社でも経営会議や企画会議で使われ始めている言葉ですが、その言葉を使う上で、そもそもその言葉が何を表そうとしているか、根源まで立ち返って考え直す人は少ないです。
自分たちが使っている言葉について、例えば宇宙人に改めて丁寧に説明するとしたら、どんな意味だと伝えれば伝わるでしょうか。そんな発想からこのワークショップは作られています。プロトタイプは、企業内研修として実施されましたが、このオープンスタジオで実施したバージョンでは、アーティストと呼ばれる創造的な活動をしている人たちと、スタートアップ企業の創業者などを混ぜて、ワークショップを行いました。
また、11月の回では、アート作品、スタートアップ企業それぞれが、どのように値段が付けられていくのか?その仕組みについて専門家から話を伺った上で、共通性や差異を認識して、ディスカッションに入っていきました。
ワークショップ参加者からは、「アートとスタートアップにはかなり似ている部分が多いということが解った」「また自社に戻ってチームメンバーと共に同じ内容を実施してみたい」といった声がきかれました。
2018年10月9日(火)15:00-18:00 2018年11月19日(月)19:00-22:00
株式会社ミスルトウ
アーティスト、スタートアップ創業者など それぞれ10〜15名程度
執筆者: 会田大也
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