あそびの未来ファクトリー

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2月27日(水)から3月13日(水)にかけての2週間、東大生を対象にしたハッカソン「あそびの未来ファクトリー」を開催しました。
このハッカソンにおいて参加者はチームを組み、「あそび」とはそもそも何なのかについて考えを深めることと、「未来のあそび」を考えプロトタイプを作ることに取り組みました。

会期中のスケジュール:
2月27日(水)自己紹介、説明会、ブレインストーミング
3月1日(金)講義・チーム分け
3月4日(月) 技術・デザインサポートday
3月6日(水)中間発表会
3月8日(金)技術・デザインサポートday
3月11日(月)技術・デザインサポートday
3月13日(水)最終成果発表会

2月27日は会田大也特任助教によって「あそび」そのものに関する考え方や定義がレクチャーされ、3月1日は安斎勇樹特任助教によって「あそび」を創る際の考え方がレクチャーされました。参加者たちはこの2日間でのレクチャーやワークを通じてお互いに組みたい人とチームを構成し、中間発表会や最終成果発表会に向けてのアイデア出しや実装に取り組みました。

主に月曜日と金曜日に設けられた技術・デザインサポートdayでは、デザイナーやエンジニアとして活躍する方々をアドバイザーとして招き、学生のアイデア出しや技術のサポートをしてもらいました。

中間発表会では、各チームで作ろうとしているあそびの構想や進捗状況がプレゼンテーション形式で発表され、学内外から招待された審査員から質問やコメントを受けた他、参加者同士でも質問やコメントをし合いました。
最終成果発表会では、各チームが約2週間かけて制作した最終成果物としてのプロトタイプと、それを紹介するビデオが発表されました。どのチームも「あそび」について真剣に考え、独自の信念を持ってあそび創りに取り組んでいたことが、発表の様子から伺えました。
全チームの発表が終わった後には、チームが作ったあそびを実際に体験するTouch & Tryの時間が設けられました。
参加者たちは、互いに作ったあそびを体験し合い、楽しそうに盛り上がっていました。

最終成果物に対しては、審査員による審査が行われました。その結果、3つのチームが表彰されました。
最優秀賞:チーム「果汁入り微分方程式」あそび「TidyToy」
優秀賞:チーム「カラダダカラ」あそび「さむらいプルプル」
優秀賞:チーム「DICE」あそび「つめつめ」

受賞対象に限らず、どのチームにも面白い観点や光るものがありました。
あそびの未来ファクトリーでの活動をきっかけに、知り合った仲間と協働して、あそびをさらに発展させたり、何か新しいことを始めたりと、参加者が今後も活躍していくことを期待します。

日時

2019年2月27日(水)〜3月13日(水) 14:00-17:00

主催者

東京大学情報学環中山未来ファクトリー

参加者

東京大学に在学する学生 32名

関連URL

あそびの未来ファクトリー公式サイト
成果物のページ
東大新聞オンライン

執筆者:阪口紗季(東京大学大学院情報学環・特任研究員)



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