WISS2020:第28回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ

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日本ソフトウェア科学会インタラクティブシステムとソフトウェア(ISS)研究会によるワークショップ WISS2020がオンラインで開催されました.
WISSは,インタラクティブシステムとソフトウェアに関する研究発表を行うワークショップであり,今回で28回目の開催となります.

例年は2泊3日の合宿形式で行われてきましたが,今回はCOVID-19の影響により,オンライン開催となりました.
ワークショップはビデオ会議ツールのZoom上で行われ,その様子はYouTubeにもライブ配信されました.情報学環オープンスタジオは,YouTubeへの配信業務を行う拠点として利用されました.

WISS2020では,登壇発表セッションと,査読なしセッションが設けられ,センサ技術を用いて人の行動支援や物体認識に役立てるものや,計算機への新たな入力方法を検討するもの,情報の提示手法を提案するものなど,様々な独創的な研究成果が発表されました.
セッション中は,発表者がZoomでプレゼンを行い,その間に聴講者はSlackに質問やコメントを書き込んだり発表内容に対するリアクションを示したりしていました.

研究発表だけでなく,参加者同士が親睦を深めるためのイベントであるナイトセッションもMozilla Hubs等を用いたオンライン上で実施され,例年の合宿形式のときと同じように夜遅い時間まで楽しまれた方もいたようです.
オンライン開催のため,他の参加者たちの顔や反応が見えづらい状況ではありましたが,ZoomやSlack,Scrapbox等を駆使した議論や雑談は大変盛り上がり,WISSの楽しい雰囲気が感じられました.

日時

2020年12月16日(水) – 18日(金)

主催者

日本ソフトウェア科学会インタラクティブシステムとソフトウェア(ISS)研究会

参加者

大学生,院生,大学教員,企業の研究者 400名

関連URL

WISS2020 Webサイト:
https://www.wiss.org/WISS2020/
YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/user/wissarchives

執筆者:阪口紗季(東京大学大学院情報学環・特任研究員, WISS2020実行委員)



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