TBS「ひるおび」出前授業第2弾 反戦を訴える「生きる」「伝える」

アーカイブ

TBS「ひるおび」の企画「出前授業第2弾 反戦を訴える「生きる」「伝える」 」として,戦争体験者の海老名香葉子氏と情報学環の渡邉英徳教授による平和授業を実施しました。受講生は東京都市大学等々力中学高等学校の生徒たち約20人です。

まず,渡邉英徳研究室で取り組んでいる「ウクライナ衛星画像マップ」の解説を通して,遠くウクライナの地で起きている戦争と,日本にいる自分たちを「地続きのもの」として捉えるコンセプトについて解説しました。その後,渡邉英徳研究室による「ヒロシマ・アーカイブ」「ナガサキ・アーカイブ」,そして「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」(庭田杏珠氏との共著,光文社,2020年)を事前に鑑賞した生徒たちとの質疑応答を実施しました。

海老名氏は,東京大空襲で家族全員を喪った自身の経験をつづった「うしろの正面だあれ」(金の星社,1985年)を原作として制作されたアニメーションを上映しながら,戦争体験の講話と,生徒たちとの質疑応答を行ないました。

最後に,講師側から生徒への問いかけ・メッセージを伝え,生徒たちがそれに答えるかたちで出前授業を終えました。授業の内容はTBS「ひるおび」8月11日放送回で特集され,大きな反響がありました。

日時

2022年8月5日 (金)

参加者

戦争体験者:海老名香葉子氏、情報学環 渡邉英徳教授、東京都市大学等々力中学高等学校 生徒20名

執筆者:渡邉英徳(情報学環・教授)



アーカイブ一覧へ