東京大学制作展 2023 Emulsion

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2022年11月18日(金)から21日(月)にかけて、「東京大学制作展2022 Emulsion」を開催しました。東京大学制作展は、学際情報学府の講義の一環として開催されるメディアアート中心の展覧会で、今年で24回目の開催になります。

今年7月のExtra展示に引き続き開催された東大制作展2022では「Emulsion 〜混ぜる、混ざる、混ざらない?〜」をコンセプトとして掲げました。Emulsionとは相異なる物質が混ざりつつも溶け合わない状況を表す語で、多様な作者や作品が、お互いに迎合することなく高め合うさまを表しました。当日の会場にはARアプリやインスタレーション、制作者の研究分野に立脚した作品などが出展され、コンセプトを体現する展示となりました。

過去最大規模となった本制作展は全4会場にて開催され、中山未来ファクトリーにはVR作品からワークショップ形式の作品まで多種多様な7作品が並びました。密集防止のための事前予約制導入、消毒対応や会場間の連携などコロナ禍が続く中での展示運営となりましたが、全体でのべ2010名の方にご来場いただきました。

盛況のうちに展示を終えることができ、運営一同大変嬉しく思っております。本展示を通じて、主催者の私たちも多くの知見を得ることができました。様々なご協力を頂いた方々、なによりご来場いただいた皆様に深く感謝申し上げます。

日時

2022年11月18日(金)〜11月21日(月)11:00-19:00

主催者

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府

参加者

東大制作展2022来場者(小学生、中学生、高校生、大学生、教員、メディア系・デジタルアート系企業)2010人

関連URL

http://www.iiiexhibition.com/

執筆者:柴田博史(学際情報学府・制作展プロデューサー)



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