東京大学 本郷キャンパス 情報学環本館地下1階
東京大学情報学環 オープンスタジオ
Creative Futurists Showcase #1「Tech Bias —テクノロジーはバイアスを解決できるのか?」
アーカイブ 2024年12月02日(月)
東京大学大学院情報学環とソニーグループ株式会社が進める越境的未来共創社会連携講座(通称: Creative Futurists Initiative、CFI)の1年目の実践研究プロジェクトの成果発表の場として、2024年11月23日(土)~25日(月)の3日間、テクノロジーを取り巻くバイアス「Tech Bias(テックバイアス)」をテーマにした展覧会Creative Futurists Showcase #1「Tech Bias —テクノロジーはバイアスを解決できるのか?」を開催しました。
本展示は、バイアスが社会に与える影響や、未来の課題解決に向き合う中でのテクノロジーの可能性や困難について、参加者と来場者が共に対話を通して思索できる場として設計されました。https://cfi.iii.u-tokyo.ac.jp/techbias2024/
プロジェクトでは、学際情報学府所属の文理それぞれの研究を行っている大学院生、アートを含めて学際的な研究を行っている大学院生、さらにそこにソニーの社員たちが加わり、4つのグループを結成し、10ヶ月にわたって「バイアス」という視点から「テクノロジー」を検討するための思索的なプロジェクトに取り組みました。
会場では、各グループの成果として計5点の作品展示に加えて、テックバイアスに関連するテーマを扱うアーティストの菅実花氏、リブ氏の作品、また企業による招待展示が並べられました。
会期中は342名の来場があり、作品を鑑賞・体験しながらテックバイアスの対話が繰り広げられました。本講座では、引き続き産学連携、そして学際的なアプローチで社会課題に向き合う実践を行います。そして、このような展示、そして対話の場を継続的に開いていきたいと思います。
2024年11月23日(土) 〜 25日(月) 11:00〜18:00
東京大学情報学環オープンスタジオ
高橋宙照、Yating Dai、山本恭輔、Hao Cao、松本翔太、菅野尚子/Tang Muxuan、劉カイウェン、白木美幸、香川舞衣、百田竹虎、増田徹、甲林勇輝/李若琪、毛雲帆、西澤巧、梅津幹、熊暁、小松尚平、石坂彰、中岡尚哉、管俊青/江連千佳、浅井智佳子、三浦勝典、佐倉玲、三森亮、明石穏紀/菅 実花(招待展示)/リブ(招待展示)/ソニー(株)、(株)QDレーザ(招待展示)/(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント(招待展示)
文責: 筧 康明(東京大学大学院情報学環 教授)
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