マーベラスゲームジャム 2025

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株式会社マーベラスが主催する「マーベラスゲームジャム」が、2025年3月17日(月)〜19日(水)の三日間オープンスタジオで開催されました。
このイベントが開催されるのは今回で三回目。今回も121名もの応募の中から抽選を行い、6チーム26名が参加してくれました。

株式会社マーベラスは、家庭用ゲーム機やスマホゲーム、アミューズメントゲームなどを開発、販売しているゲームパブリッシャーです。
将来「ゲーム開発者として活躍したい!」と思っている学生たちを応援したいと、三日間集中してゲームを作るこのイベントを続けています。

過去二回と同様に、友人などを誘ってチームを組んだ形でエントリーしてもらっています。東京大学の学生に限らず広く受け付けており、今回も同じチームの中でもさまざまな学校の学生たちが混成しているチームがありました。学外でゲームを作るようなイベントに参加したことがあり、そこで出来た友人関係からメンバーを広げているそうです。ゲーム開発を志す人たちが、広く人間関係を築いているのがよくわかります。

ゲームジャムでは、その場で発表されたテーマにしたがって即興でゲームを考えます。マーベラスゲームジャムでは今回も、6種類のテーマからその場で一つを抽選して決定しました。今回のテーマは「ツーショット」です。

今回のテーマは「ツーショット」

決まった瞬間から、みんな一斉にこのテーマに沿ったゲームを考え始めます。

今回もほとんどすべてのチームが時間ぎりぎりまで開発を行いました。
たった三日間、とは言え三日間連日、仲間と必死になって作品を作り上げます。今回は徹夜でがんばった人も何人かいたように見えました。

三日間の開発期間が終わり、全員の前で発表。
ゲームの完成度ももちろん重要ですが、このプレゼンもそれぞれ個性があり、この場で惹き付けてくれました。発表後はマーベラスの開発部メンバーからひと言コメントもあります。

圧倒的タンパク質チーム:モールス信号に併せて2種類の弾を撃ちゾンビを倒す異色作「DOT-RUSH」
乙女前夜チーム:部屋の中から指定されたツーショットのペアを探し出して写真に収める「通称ツーショ」
Greedy チーム:お題に沿ってタイミング良く「チュー」するポップなゲーム「チューしよっと」
Cyberd チーム:「く」の形をしたキャラクタを操作してゴールまで運ぶ「もっくんろーる」
単位欲しい単3形単細胞生物 チーム:パパラッチたちに二人でいるところを撮られないように夜道を逃げる「escape twoshot」
ハードウェア工房 チーム:ネズミを操作して、猫に気が付かれずに「ネズミと猫のツーショット」を撮る「チュウショット」

マーベラスゲームジャムでは毎回、参加者同士の投票で優秀賞などを決定します。発表後はプレイ会を開催し、全員で他のチームのゲームを遊びます。今までチーム内で必死に開発していましたが、このタイミングで他のチームのメンバーと仲良くなる人たちが多いのです。

みんなでワイワイとプレイします

参加者からの投票の結果、今回のゲームジャムでは、ユニーク賞、準優秀賞、優秀賞の三つが選ばれました。しかし今回も、どの作品も完成度が高く、得票数は拮抗していました。

ユニーク賞/圧倒的タンパク質 DOT-RUSH
準優秀賞/Cyberd もっくんろーる
優秀賞/Greedy チューしよっと

極限まで集中力を高めて過ごした三日間の経験が、参加してくれた方々のゲーム開発者としての「地力」となり、「自信」となってくれることを祈っています。
株式会社マーベラスでは、今後も同様にゲーム開発者になりたい若者の応援として、このようなイベントを行っていきます。
次の機会には、ぜひ皆さんのエントリーをお待ちしています。

また会いましょう!
日時

2025年3月17日(月)〜19日(水)

主催

株式会社マーベラス エンジニア採用企画室

参加者

大学生・専門学生 26名

関連URL

マーベラスゲームジャム

執筆者

石動太一 (株式会社マーベラス エンジニア採用企画室 室長 兼 開発部 部長)



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