【市原市×東京大学大学院】キッズプログラミング教室 2025

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市原市と情報学環の連携協定事業の一環として、「キッズプログラミング教室」を開催いたしました。これは、今年度予定している全3回の子ども向け教室の第三弾となります。

当日は8組の親子にご参加いただき、小型コンピュータ「micro:bit(マイクロビット)」を使ったプログラミングに挑戦していただきました。

まずは画面に絵を表示させる小手調べから始まり、micro:bitに内蔵された様々なセンサー機能を使ったプログラミングに挑戦。照度センサーを使ってLEDの明かりの数を変更するプログラムなど、自分のアクションにコンピューターがダイレクトに反応する面白さに、子どもたちはすっかり夢中になっていました。

そして、外部センサーを使った電子工作です。子どもたちは「土壌水分センサー」に、小さな手で一生懸命ケーブルを接続。植物の土にセンサーを差し込み、画面の表示が変わったときには、驚いている様子もみられました。

教室の最後は、学習したことを活かして自分だけのオリジナル作品づくりです。発表会では、「好きな音楽をかけてくれる機械」や「オリジナルの計算ドリル」など、小学生ならではの「やってみたい!」が詰まったユニークな発明品が次々と披露され、会場は感嘆の声と大きな拍手に包まれました。

参加した小学生たちには、プログラミングの面白さはもちろん、「自分で考えて、手を動かして、形にする」という、ものづくりの達成感を存分に味わってもらえたかと存じます。子どもたちの真剣な眼差しと、うまく動いた時の笑顔が、このイベントの成功を何よりも物語っていました。

主催

市原市、東京大学大学院情報学環 越塚研究室

日時

2025年9月20日(土曜) 午前10時から午後5時

文責

小林真輔(東京大学大学院情報学環 越塚研究室)



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