東京大学制作展2025「あること⬜︎ないこと」開催報告

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2025年11月13日(木)から17日(月) までの5日間にわたり、東京大学制作展2025「あること⬜︎ないこと」を開催しました。東京大学制作展は、学生主体で作り上げるテクノロジーとアートの融合を探求する展覧会です。情報・メディアアート分野の教員による監修のもと、東京大学大学院学際情報学府の学生を中心に、さまざまな専門分野を持つ学生たちが企画・制作・運営を手がけています。

今回のコンセプト「あること⬜︎ないこと」は同年7月に開催したプレ展示「東京大学制作展2025 Beginning『あることないこと』」を引継ぎながらも、さらに広がりを持たせたテーマです。このテーマは、見えること見えないこと、知っていること知らないこと、信じていること信じていないことなど、私たちが普段当たり前に感じている「あることないこと」の曖昧さや揺らぎ、変化や融合などの可能性に焦点を当てています。「あること」と「ないこと」の間に置かれた「⬜︎」は、その多面的な捉え方を自由に解釈してもらうための余白であると同時に、各作品が表現する解釈を表す記号を書き込む余白でもありました。全29作品が情報学環オープンスタジオと工学部2号館に展開された全4会場に並びました。5日間でのべ2,195名の方にご来場いただき、多くの反響をいただきました。

今回の制作展の特色のひとつとして、各会場に設けられたサブタイトルがあります。オープンスタジオの会場につけられたサブタイトルは『みんなが触れること、感じること』。その名の通り、来場者の方々が実際に触れたり動かしたりすることで、そこに込められた思いを感じられる作品が多く並びました。ご来場者の皆様からも「体験しながら色々考えられて面白かった」「子供も大人も楽しめる会場だった」との反響をいただきました。オープンスタジオで皆さんをお迎えした作品は全部で10作品です。作品詳細につきましては公式Webサイトをぜひご確認ください。

また、「東京大学制作展クリエイターズ基金」による寄付募集は今年度で2年目となりました。既に多くの方々にご支援を賜り、制作展の活動をより一層深化させつつ継続することができております。ご寄付くださった皆様に心より御礼申し上げます。今後も、東京大学制作展に真摯に取り組む学生たちに向けて皆様からご支援を賜れましたら幸いです。

最後に、この度の東京大学制作展2025「あること⬜︎ないこと」の開催に協力いただいた全ての方々、そしてご来場いただいた皆様に、改めて心より感謝申し上げます。

今回展示した各作品の詳細や今後の情報は以下に掲載されています:

文責

吉岡利恵・制作展2025 プロデューサー
学際情報学府先端表現情報学コース修士一年



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