東京大学の見学に訪れた高校生に向けたワークショップが行われました。歴史を現代社会の問題解決に応用するためのゲーム教材の開発などをされている、情報学環の池尻特任講師によるファシリテーションのもと、参加した高校生たちは歴史上で起こった出来事を参考にしながら現代の社会問題が今後どうなっていくのかについての議論をしていました。

議論では、5人ずつのグループに分かれ、各グループでは付箋紙に自分の意見を書き込みながら議論する様子や、池尻講師が開発した現代の社会問題に関連する歴史を表示するWebアプリケーションを使って資料集めをする様子が見られました。ワークショップの最後には、各グループごとの意見が全員の前で発表され、現代社会の問題や未来を予測する考え方を互いに深めていました。

執筆者：阪口紗季（東京大学大学院情報学環・特任研究員）
情報提供：池尻良平（東京大学大学院情報学環・特任講師）