子供向けメディア教育コンテンツ制作WS:GCL GDWS WS B

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東京大学大学院GCL GDWS機構が主催するワークショップ。GCLコース生へ向けて、百貨店で行われている教育プログラムの内容を考えさせる2日間のワークショップです。

テーマは「現代の子どもにとってのメディアとは何か?」というもの。日常触れる環境として電子メディアやネットワークが敷延している現代の子供達にとって、メディアについての理解を深めてもらうためにはどんなアプローチがあるのか?自身も幼少期からデジタルメディアに囲まれて育った世代である大学院生に、改めてその環境について考え直してもらう取り組みでもあります。

まず初日は、百貨店で実際に担当しているマネージャーの方に直接話を聞き、百貨店で教育プログラムを展開する理由等について話を伺いました。その後、実際の教育現場の見学をした後に、4名の学生が2名ずつ2グループに分かれて計画を立てました。

1週間後にその成果を発表し、互いにコメントを行いました。どちらの発表も「メディアと身体の関係」を捉え直す企画を考えていたのが印象的でした。メディアというのが単なる画面の中のことではなく、身体の延長線上にあるものである、ということが示されたように思います。

最後に、全体のワークショップ構成を振り返る「メタリフレクション」を行い、今回のワークショップ全体がどんな構成になっていたか?ということをメタ目線で振り返ることで、ワークショップデザインそのものについて学びました。

日時

2017年8月27日 13:00 – 18:00 百貨店での現場見学と担当者からのレクチャー / 9月2日 13:00 – 18:00 情報学環オープンスタジオでの成果発表

主催者

東京大学GCL GDWS機構 会田大也

参加者

東京大学GCL コース生 4名

執筆者:会田大也(東京大学GCL GDWS機構特任助教)



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