2018年度GCL合宿計画 / Planning of GCL CAMP 2018

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このワークショップは、東京大学リーディング大学院 ソーシャルICT グローバルクリエイティブリーダー(GCL)養成プログラムの、グローバルデザインワークショップ(GDWS)の一環として実施されています。GCL GDWS機構では、学習環境の一部を学生自身が計画することで、自ら達が学ぶべき内容をメタ的な目線で捉え直す構成主義的な学習を取り入れています。

GCLが毎年行っている相互理解や協働作業を学ぶための2泊3日の合宿についても、学習者であるGCL学生自身がそのコンセプト作りから、内容、ロジスティクスまでを計画し当日の運営も担っています。

学習者自身が学習環境を整えることには、自らが学ぶ内容についての目的や構造を理解しながら学ぶという意味で2重のメリットをもたらします。この計画運営活動そのものも必須取得課題の1部として認定されています。

ワークショップを計画するということは、参加者の行動計画や学習環境をデザインすることにほかならなりません。2泊3日という長丁場の体験を滞りなく運営するために考えるべきことは無数にあり、これを達成することで広義の「ユーザーエクスペリエンスデザイン」について基礎的な考えを身に付けることが出来るといえるでしょう。

今年度の合宿計画については、「学生同士の相互理解、そして社会接点を発見するための、学生相互インタビュー」という内容に決定した。

グループ分けの方法や教員もふくめてGCLメンバーが相互に知り合うための仕掛け作りや、事前情報を伝えるためのweb上の「旅のしおり」の制作、本番当日の司会進行までを学生達が担い、合宿そのものも有意義に実施された。

日時

2018年1月19日〜2018年3月30日(ミーティング)
2018年5月11日〜2018年5月13日(合宿本番)

主催者

東京大学GCL GDWS機構 会田大也

参加者

東京大学GCL コース生 5名

執筆者:会田大也(東京大学GCL GDWS機構特任助教)



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