挑戦!ロボットプログラミング!

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小学生を対象としたロボットプログラミングワークショップを開催しました。
今回で2回目となるこのワークショップは、文京アカデミー夏休み子どもアカデミアの1イベントとして実施され、文京区内の小学校に通う小学4年生から6年生の子たちが参加しました。(前回の記事はこちら
このワークショップでは、「もし◯◯ならば、△△するデジタルマーブルマシン」をテーマに、ボールが転がる装置であるマーブルマシンをチームごとに自由制作してもらいました。

当日のプログラム:
1. 自己紹介
2. チーム分け・マーブルマシンの説明
3. マーブルマシン作り
4. ロボットプログラミングの練習
5. 休憩
6. チームごとに作戦会議
7. デジタルマーブルマシン作り(途中で中間発表を行った)
8. 作品発表会
9. ふりかえり

はじめに、ロボットプログラミングを用いない普通のマーブルマシンを自由に作ってもらい、次に子ども向けのロボットプログラミングキットとパソコンを使って、センサーやモータの使い方を練習した後、ロボットプログラミングを用いたデジタルマーブルマシンを自由制作してもらいました。
今回は、デジタルマーブルマシンを作る前に、同じチームの参加者同士でどんなものを作るのかを相談する「作戦会議」の時間を設けました。初対面の参加者同士で次第に打ち解けていく様子や、アイデアを出し合う様子、学生スタッフにも相談する様子が見られました。

自由制作の時間では、参加者同士で楽しそうにマーブルマシンを組み立てる様子や、センサーやモーターの使い方やプログラミングについて調べる様子が伺えました。ボールがマーブルマシンから落ちてしまったりロボットが上手く動かなかったりする部分を何度も調整して、どうなったら成功するのかを参加者同士で議論する様子もありました。なかなか上手くいかなかったところが成功したときは参加者の小学生はもちろん、大人まで一緒になって喜び、会場は大変盛り上がりました。

ワークショップの最後には、チームごとに作品発表とデモンストレーションを行ってもらいました。どのチームの作品にも個性があり、面白い仕掛けが施されていました。

今回のワークショップでも小学生たちが自由な発想を活かして楽しみながら作品作りに取り組む姿が見られ、有意義な場となりました。
作品の動画は中山未来ファクトリーYouTubeチャンネルからご覧いただけます。

1日目の作品例
2日目の作品例
日時

2018年8月2日(木)、3日(金) 13:00 – 17:00

主催者

東京大学情報学環中山未来ファクトリー
文京アカデミー

参加者

4 – 6年生の小学生 16名

関連URL

https://www.youtube.com/channel/UCVVETzUdDXT8OcCZF7EwDMg/featured

執筆者:阪口紗季(東京大学大学院情報学環・特任研究員)



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