東京大学 本郷キャンパス 情報学環本館地下1階
東京大学情報学環 オープンスタジオ
『海獣の子供』劇場公開記念―世界的アニメーション制作会社STUDIO4℃による、アニメーション業界レクチャー&フィルムメイキング特別講義
アーカイブ 2019年06月06日(木)
STUDIO4℃の現役CGI監督と制作プロデューサー(教育部OB)が登壇して、アニメーションの世界を紹介しました
【趣旨】 アニメ、とりわけ「ジャパニメーション」と呼称されるようなビジネスとしての商業アニメーションが、日本の代表的なカルチャーになって久しい上に、莫大な経済規模・市場価値を世界的にも持っています。 コミックと並んで、テレビアニメやDVD、キャラクターグッズなどアニメ関連の商品も巷に溢れかえっています。そんなに普段アニメを見ない方でも、一つや二つはお家に、キーホルダーなりタオルなり、持っているはずです。 しかし、それが作られている現場や環境については、一般的にあまり知る機会がこれまでありませんでした。 アニメ業界も技術継承や人材育成、国際競争力に足る作品作りの面等で、様々な難点を抱えています。 総合芸術でもある映像作り、アニメーション作りが、益々力強く育っていくためにも、もっと業界に参入しやすくしたり、観る側のリテラシーを高めたり、といった、一般に開けた活動が必要だと思っています。 そこで、6月7日に全国劇場公開した『海獣の子供』の制作記念として、『海獣の子供』のカット素材を題材に、メイキング講義を行いました。 【講義内容】 ①STUDIO4℃紹介、登壇者キャリア紹介 ②アニメはどんな人が作っているのか:アニメ制作に関わるセクションについて ③アニメはどんなふうに作られているのか:アニメ制作の作業の仕組み、作業フローについて ④『海獣の子供』冒頭15分特別プレビュー ⑤『海獣の子供』CGメイキングについて ⑥アニメ業界はどんな産業構造、関連業界があるのか:アニメの展開について
2019年6月6日(木) 18:45~20:30
株式会社STUDIO4℃ CGI監督・秋本賢一郎/アニメーションプロデューサー・荻原知子
情報学環所属(12名)、東大他学部所属(19名)、他大学(7名)、社会人(情報学環OB含む)(7名)、不明(1名) 46名
https://www.facebook.com/studio4c/posts/2220538274926240?__tn__=-R
執筆者:荻原知子(STUDIO4℃・アニメーションプロデューサー(教育部OB))
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