「Another History:資料が伝えるオリンピックの世界」構想事業・利活用ワークショップ

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「Another History:資料が伝えるオリンピックの世界」をテーマとして,過去の東京オリンピックにまつわる実物資料を元にして,デジタルアーカイブを用いて資料のデータ・エピソードを集め,映像作品をつくるワークショップです。東京大学・首都大学東京・中京大学・筑波大学の,デザイン/スポーツ専攻の学生たちによる分野横断型のワークショップです。執筆者が有識者を務める,スポーツ・デジタルアーカイブネットワーク構想事業(文部科学省スポーツ庁)で構築中の「スポーツ・デジタルアーカイブ」プロトタイプの実証実験として行なわれました。
聖火ランナーのユニフォーム,日本のオリンピック委員会から各国に向けた招待状など,貴重な実物資料が提供され,各グループでは資料についてのサーベイ・映像作品のストーリー作成について,活発な議論が展開されていました。
最終的に4編の作品が完成し,後日開催スポーツ庁での有識者会議の場で上映され,好評を得ました。
このワークショップは,改良を加えつつ,今後も実施されていく予定です。

期間

2019年8月31日10:30~

主催者

文部科学省スポーツ庁

参加者

東京大学大学院情報学環 渡邉教授と学生4名
中京大学スポーツ科学部スポーツ教育学科 來田教授と学生4名
筑波大学体育系 成瀬助教と学生4名

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http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop08/list/detail/1389219.htm

執筆者:渡邉英徳(東京大学大学院情報学環 教授)



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