東大VRサークル UT-virtual 夏フェス2019 『Reiwality』

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東大VRサークルUT-virtualは、2019年9月13日(金)~15日(日)の三日間、東京大学本郷キャンパス内の東京大学情報学環オープンスタジオ中山未来ファクトリーにて、VR(バーチャルリアリティ)技術を用いた作品展「東大VRサークル UT-virtual 夏フェス2019『Reiwality』」を開催いたしました。

例年は8月に開催している夏フェスですが、今年度は同じく東京大学本郷キャンパスにて、「第24回バーチャルリアリティ学会大会」ならびに「国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)」の予選大会が行われた事を受け、日程を合わせての開催となりました。

当日はVRやAR関連のお仕事や研究に携わっていらっしゃる方からお子様連れのご家族まで様々な方にご来場いただきました。お忙しいなかお運びくださった皆様、誠にありがとうございました。

なお開催にあたっては、体験シェアリング株式会社様のご協賛、TSUKUMO(株式会社Project White)様の機材協力をいただきました。
ご支援を賜り、改めまして心より御礼申し上げます。

当日は16作品の展示が並び、様々な体験をお楽しみいただきました。

「やきそば除霊師マイケル」

心霊スポットでやきそばを調理して霊を成仏させる作品です。これまでになかった、敵から隠れながら行う料理ゲームで、その名前のインパクトからも話題になった展示でした。

「電気の子」

電気そのものになって赤ちゃんを見守り、おうちにある電気製品を駆使して脅威から遠ざける作品です。 回転する椅子を使用することでルンバやドローンになる体験がより味わえたとのお声を頂くことが出来ました。

「xROS -クロス-」

ARとVR,、空間UIと音声UIとハンドUI、SNSにバーチャルキャラクター等を掛け合わせた作品です。MR空間でTwitterや3Dオブジェクトを自分の手で掴んで検索や配置が出来る体験に来場者の皆様から「未来を感じることができる」と感動の声が上がっていました。

スペースの都合上ご紹介できなかった作品については、こちらをご覧いただけますと幸いです。

年間行事のなかでも夏フェスは、春に入部した新入生が、UT-virtualの部員となって初めて出展する場でもあります。UT-virtualは創設三年目の新しいサークルですので、ようやくこの春に「UT-virtualの展示会に足を運んで入部を決めました!」という新入生がちらほらと出てくるようになりました!

お客さまとしての立場と、出展者としての立場を経験した部員が増えていく事によって、よりいっそう来場者の皆さまの目線やお気持ちに寄り添い、お楽しみいただける運営、設営、展示を目指していきたい所存です。

ご来場いただいた皆様からお寄せ頂いたアンケートや、SNSを通じて頂いたコメントは、ひとつひとつ感謝しながら拝見させていただきました。 本当にありがとうございました。
当日、行き届かなかった点については真摯に受け止め、改善に努めて、今後に繋げたいと思っております。

皆様に頂いた貴重なご意見、励ましのお言葉を糧として、部員一同なお一層の精進を重ねて参りますので、今後ともUT-virtualを何卒よろしくお願い申し上げます。

期間

2019年9月13日(金) 12:00-19:00 / 14日(土) 10:00-17:00 / 15日(日) 10:00-17:00

主催者

東京大学VRサークル UT-virtual

参加者

UT-virtual部員 / 来場者 (高校生・大学生・VR/AR関連企業の方・近隣住民の方) 計約180名

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http://reiwality.utvirtual.tech/

執筆者:古谷真理 (UT-virtual・白百合女子大学初等教育学科)



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