東京大学制作展Extra2023 VOIDAGE

アーカイブ

7月7日から10日までの4日間「東京大学制作展Extra2023 VOIDAGE」が開催されました。
東京大学制作展は、多様なバックグラウンドを持ち、専攻や興味関心の異なる学生たちが集うテクノロジー × アートの展示会で、作品制作に加えて企画から運営までを学生が行っています。
今年で、25回目の開催になります。

東大制作展Extra2023では、”VOIDAGE”というコンセプトを掲げました。
VOIDAGEとは「空間の余白」を表す英単語です。
また、「不定形」を表すvoidと「航海」を表すvoyageを掛け合わせた単語としても私たちは捉えました。
多種多様なバックグラウンド、専門性を持った学生たちが出会うことで生まれる新たな余白には、私たちがまだ見ぬ景色が広がっているはず。
それを探っていく旅を、制作者だけでなく鑑賞者も歩んで欲しい。
という願いのもと、このコンセプトを掲げました。

会場には、インスタレーションや映像作品、VRデバイスやカメラを用いた体験型の作品など、多種多様な合計18作品を展示しました。
また、会場内の作品の配置だけでなく、照明やキャプション台など、会場設計にも力を入れました。
おかげさまで、今回の制作展では、学内だけでなく、研究者や企業の方、アーティスト、小さなお子様まで、延べ828名の方にご来場いただきました。

展示作品について様々な方と議論をし、作品や展示方法についての感想や改善点などのアドバイスなどを多く頂き、大きな学びとなりました。
今回頂いたフィードバックは、各々のこれからの制作や研究などに活かしたいと考えています。

11月には、よりレベルアップした作品たちを展示する制作展を開催いたしますので、成長した私たちの作品を是非体験しに来てください。

日時

2023年7月7日(金)~7月10日(月) 11:00~19:00

主催者

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府

参加者

東大制作展Extra来場者(小学生、中学生、高校生、教員、メディア系・デジタルアート系企業) 828人

関連URL

https://www.iiiexhibition.com/

執筆者: 伊藤大貴(制作展プロデューサー)



アーカイブ一覧へ