夏休み親子ゲームジャム2023@東京大学

アーカイブ

東京大学大学院情報学環 藤本徹研究室は、8月26日(土)・27日(日)の2日間にわたり、夏休み親子ゲームジャムを開催しました。
ゲームジャムとは、参加者同士で即席のグループを作り、さまざまな経験や背景を持つ人々が協力してテーマに応じたゲームを制作するワークショップです。

藤本研究室の調査・研究「創造性を育成するボードゲーム学習プログラム・カリキュラムの開発・評価」(日本学術振興会科学研究費助成事業)の一環として、昨年度に引き続き二度目の開催となりました。
7月の募集開始から定員を超える多くの方からの申し込みがあり、最終的には13組の親子の皆様にご参加いただきました。

1日目は、「ボードゲーム」に親しむ時間として、学生ファシリテーターの支援のもと、たくさんのボードゲームをプレイしました。初めは緊張していた子どもたち(保護者の方々)も、ゲームを通してコミュニケーションを取り、歓喜の声がさまざまな場所から聞こえてきました。

それと同時に、研究のための実験調査を行いました。こちらは、ゲームを通して子どもたちの創造性に関して尋ねるものです。この研究の成果については、今後関連する学会などで報告を行う予定です。

また、子どもたちがボードゲームをプレイしている間、財津特任研究員が「創造性とゲームデザイン」に関する講義を保護者の方々に対して行いました。二日目のゲームデザインの活動に向け、創造性やボードゲームのデザインプロセスを学ぶ機会となりました。
講義のあとには、創造性に関する研究や実践について保護者の方々から活発に質問がありました。普段の調査研究を伝える良い機会になったかと思います。

2日目は、ボードゲーム制作のスキルを持つデザイナーがファシリテーション役として参加し、「地球温暖化」というテーマのもと、子どもたちの豊かな発想に基づいたゲームが制作されました。9時から16時30分まで、途中に休憩を挟みながらグループで一からゲーム作りに取り組みました。

6つのグループで、それぞれ「地球温暖化」をテーマにした全く新しいボードゲームが生まれました。16時30分からは、お互いのグループで相互にできあがったゲームを紹介し合う時間を作りました。作った本人である子ども自らがプレゼンターになって、ゲームを紹介します。

その後は自由にお互いの作ったゲームをプレイし合う時間を設けました。自分たちの作ったゲームがどのように他の人たちにプレイされるのか、緊張の面持ちで見守りつつ、歓声や「面白かった」の感想に思わず笑顔が漏れる素敵な時間でした。

ワークショップ後に実施したアンケートでは、多くの子どもたちから本ワークショップに「参加してよかった」「また参加したい」との声が聞かれるとともに、保護者の皆様からも「自分たちだけの独創的なゲームができたことに感動した」「ファシリテーターの素晴らしい導きに感謝」「アイデア出しから徐々にゲームを作る体験が非常に面白かった」などといった感想をいただきました。
朝から夕方まで長時間にわたるワークショップでしたが、どのグループもゲームを作り切ったということが大変素晴らしいです。

本ワークショップの成果は、藤本研究室のWebサイト(https://ludixlab.net/)にて順次公開していきます。今後のワークショップのお知らせ等も配信されますので、どうぞ今後もご注目ください。

日時

2023年8月26日(土)13:00-17:00、8月27日(日)9:00-18:00

主催者

東京大学大学院情報学環 藤本研究室

参加者

一般参加親子13組、ファシリテーター6名、学生ファシリテーター6名

関連URL

https://ludixlab.net/

執筆者

財津康輔(情報学環・特任研究員)



アーカイブ一覧へ