学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校の高校生を対象とした「離島プロデュースワークショップ」が開催されました。五島市交流教育事業の一貫として行ったもので、離島の隠れた価値や魅力を発見し、発信するワークを通じて、“伝える力”について学ぶためのワークショップです。第1回では生徒同士がペアとなり、相手の良いところを表現したロゴをデザインすることを通じて、デザインの力によって隠れた魅力を伝えるための技術と考え方について学んでもらいました。第2回では、隠れた魅力がたくさん詰まっている五島市についてリサーチをしながら、特定のターゲットに具体的な魅力を伝えるためのロゴをデザインしました。このワークショップを通して、五島市について多角的に考えられただけでなく、実際に五島氏に足を運んで、魅力を味わってみたい！と感じた生徒も多かったようです。今後、実際に五島市を舞台にキャンプ活動やインターンシップなど、より発展的なプログラムに接続される計画です。

安斎勇樹（東京大学大学院情報学環）