シアターコモンズラボ「ワークショップを作るワークショップ」

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このワークショップは、特定非営利活動法人芸術公社による演劇の様々な知恵やテクニックを活用したワークショップ形式のラボ、ということになっています。
今回、オープンスタジオで行われたのは、主に演劇関係、広くは表現に携わる多くの方に向けて「ワークショップってどうやって作るの?」ということを、知識から実践まで交えて4日間で練り上げていくワークショップでした。
ワークショップは演劇やダンスといった身体表現の場でも多く実践されていますが、方法論はそれぞれの役者や演出家によって異なり、ベーシックなワークショップ設計の方法論が共有されているとは言えない状況、ということで、講師の進行の元、ものすごく原始的なワークショップという取り組みのパッケージを体験してみて、その上でそのワークショップの設計を支える考え方を伝え、各々が実際にワークショップの骨組みとなる台本を作ってくる、という内容になりました。

2週間の日程の中で、何度も想像を鍛えながら実際のワークショップの計画を練り直してみることによって、それまでぼんやりとイメージしていたワークショップ作りの課題や解決案などがはっきりしてきた、という参加者も居た。
ワークショップというのが、時間軸を持ったプログラムである以上、演劇や音楽と同様に構成や盛り上がりなどを意識し、かつ、参加者自身がどのように知恵を絞ったり創造的に活動したりできるか、を計画しなければならない。ワークショップという活動が一見すると「緩い」ものに見える理由は、その参加者自信が積極的に関わるための「余白」も、計画しなければならないからである。参加者が関与の余地無く極められたレールの上を走るだけでは従来のワークショップの面白さを損ねてしまう可能性がある、ということも含めて、今回の「ワークショップを作るワークショップ」の参加者は理解を深められただろう。

日時

2018年7月6日(金)17:00-21:00 イントロダクション、レクチャー
2018年7月7日(土)15:00-19:00 ワークショップ
2018年7月13日(金)17:00-21:00 中間発表、フィードバック
2018年7月22日(日)13:00-17:00 最終発表、講評

主催者

特定非営利活動法人芸術公社

参加者

演劇俳優、アートマネジメント、演出家など 14名

関連URL

http://theatercommons.tokyo/lab/program/aida

執筆者: 会田大也



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