ポスターセッション – Scratch Day 2024 in UTokyo

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5月19日のパネルディスカッションが終了した後にポスター・デモセッションが行われた。ここでは子供から大人まで8名の発表者が作品を展示し、実際にイベント参加者が遊べるデモンストレーションをおこなった。参加者の発表概要や作品はこちらのScratchのサイトのスタジオページにまとめた。

イベント参加者は発表者の説明を聞きながらデモンストレーションを操作して遊び、また、パネルディスカッションをおこなったパネラーも急遽飛び入りのデモを披露したりと、盛り上がりを見せた。

発表者には10年前にScratch Dayで発表した作品と、現在海外の大学で行なっている研究発表ポスターを並べ成長を見せる展示や、現役の小中学生Scratcherの自慢のゲーム、東京大学で取り組む自身の研究をScratchで実装する試みなどが一堂に並ぶこととなり、Scratchの開発チームがよく使う「Low floor, Wide wall, High ceiling」(誰でも入って来れる)低い床、(どんな作品でも並べられる)広い壁、(どこまでも高みを目指せる)高い天井という言葉そのままの空間となっていた。

イベント終了後、参加した子どもたちから「楽しかった!」「来年は展示したい!」「オンラインで知ってる人と会えた」という声が多くあがっていた。普段は1人で取り組むことも多い子どもたちにとってはパネラーやポスター発表から新たな創作アイデアを得たり、将来の自分の姿を考えるきっかけになったのではないだろうか。

日時

2024年5月19日(日)9:30-13:00

運営

主催:Scratch Day 2024 in UTokyo 実行委員会
共催:情報学環オープンスタジオ|中山未来ファクトリー
協力:苗村研究室山内研究室

参加者

80名

関連URL

https://scratchday2024utokyo.my.canva.site/workshop

執筆者:増田悠紀子(情報学環・特任研究員)



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